2020年度夜間スクーリング(火) 2日目

次回までは質問タイムの時に在宅できそうなので、質問タイムに出席するために?動画を見ています。今日はIndian Captivity Narrative。

巽ゼミのホームページに少し解説があります。

www.tatsumizemi.com

アメリカに入植したイギリス人とネイティヴ・アメリカンの戦いの中でネイティヴ・アメリカンに囚えられた女性が書いた体験記のお話でした。

こういう視点でアメリカ文学を切り取って読んでみたことはなかったのですごく新鮮です。

アメリカは自国の中で侵略戦争を繰り返してきたと考えるとなかなかすごいものがありますよね。今でこそ原住民族の人権を守るべきという意識が広く共有されてきていますが、新天地を求めて故郷を離れてきた人たちが、自分の生きるための場所を確保するために戦うということは、えーとたとえば、もはや地球上ではあまり考えにくいかもしれませんが、たとえば宇宙に進出した時に現地住民と衝突したらどうするのかななんて、考えちゃいますよね。私だけ?

世界がインターネットで繋がってしまった今、少なくともホモサピエンスの形をしている相手に対しては、まあまだ肌の色とかいろいろあることはあるとしても、一応人間として認め、むやみに危害を加えないとかそういう理性があると思うんですが、そうでない相手に対してはどうなるのかな。

この頃行われていたことはそういうことだったのかもしれないな、なんて思いました。

文学やっぱ面白いなあ…。