不合格ではあったけど。

西洋哲学史Ⅰのレポート、不合格で今日戻ってきました。

書いた瞬間からダメオーラをまとっていた子だったので納得の結果ではあるんですが、それでも辛辣な講評だったら立ち直れないよぅ…としょんぼりしながら開封してみたところ、「考察はよくできている」「問題提起も興味深い」と好感触なコメントもあってびっくり。

ただ、テーマを広げすぎてレポート本来の課題から逸脱してしまっているので、論点を絞って大事なところをもっと掘り下げてください、というようなことが書かれていました。

こういう、本質的な部分をやり直させてもらえるのは勉強になるし次に繋がるからいいですね…。ありがたいなあと噛み締めながら読みました。

それから、去年の夏スク夜スクくらいからテキスト科目が失速気味で、レポートを量産できなくなっていたんですが(今までも量産できたことなんてないんですが)それなりに重い文献を読んで書くようになっていたというのもあったのかなと思います。特に社会学史のレポとか哲学の再レポとか。かなり難しい文献に挑戦してきたせいか、まとめる力が少しずつついてきたような?とか言って次の新規レポではこてんぱんにやられるのかもしれませんが…。このところ返ってくるレポートの講評は、欠点も指摘されてはいるものの構成や考察はちゃんとできているというような内容が多いので、3年目にして少しはわかってきたのかなあ、そうだったらいいけどなあ、と思っているところです。つまりなんていうか、難しい科目やテーマに取り組むのは無駄じゃないです!

時間はかかるんですけどね…。

あと、レポートの草稿を人に読んでもらって客観的な意見をもらうっていうのを時々やってみています。これ、本当にオススメです。よく使いがちな陳腐な言い回しとか一発で見抜かれますし、ちょっと長い文章だと前半と後半がつながっていないとか、けっこうありがちなのです。人に指摘してもらった部分って身にしみて実感できるので同じ失敗はだんだんしなくなります。ちょっと恥ずかしいんですけど、私は「学生さんのレポートを指導するのも勉強になるので」と言ってくださる大学院の先輩にお願いしています。