2020年度第Ⅰ回科目試験結果発表

友達からLINEが来て結果が出ていたことを知りました。のんきなものです。

今回は3科目申請して2科目受験でした。そして2科目とも試験は合格でした!

今回の試験はコロナウイルスの影響で代替措置としてレポート提出ということになっていましたが、限られた期間内に複数の科目のレポートを書くのは、家事や仕事をこなしながらでは本当に大変だったのではないでしょうか、みなさまおつかれさまでした。

私は結果的に1科目は間に合いませんでした。それが私の実力ということなのでしょう。

社会学史Ⅰは、課題図書が設定されていたのですが、この本が入手超困難…そもそも絶版で、古書も品切れのお店が多く、大学図書館にも限られた部数しかないという無理ゲーでした。私は仕事が終わってから三田に行こうとかのんびりしていたら先を越されておりました。しかもコロナウイルス感染拡大防止ということで、自治体の図書館も事実上閉館状態でした。私が住んでいる自治体にはこの本がなくて、一つ飛ばした少し遠くの自治体にはあって、でも隣接してないと貸せない、貸し出しと返却しか受け付けていないから館内での閲覧も不可、という四面楚歌な感じでした。この課題は、さすがにちょっとよろしくないのではないかと思いますね…。

内容も、普通のレポートと同じくらいの分量と重さだったし。課題図書上下巻だし。

でも読んでよかったです。面白い本でした。社会学やる人は読んで!

(読んで!と言いながらタイトルを書いていなかった。もう試験の結果が出たからいいよね。デュルケームの『宗教生活の原初形態』です。新訳はちくまから出てるんですけど、この試験は版指定で引用したページも書くことになっていたのでそこが鬼でした。)

宗教生活の原初形態〈上〉 (岩波文庫)

宗教生活の原初形態〈上〉 (岩波文庫)

 

 (なんと上巻はAmazonで4,000円以上する…)

宗教生活の原初形態〈下〉 (岩波文庫)

宗教生活の原初形態〈下〉 (岩波文庫)

 

 (下巻はそこまでのお値段ではないですが、上下ともに読まないとレポートは書けません)

評価はまあそれなりでした。後で読み返してもなんだか論点がぼんやりしてしまっていて、せっかく面白い文献だったのにもったいなかったな。でも時間が短すぎました。

これなら普通の科目試験の方が成績よかったかも…なーんて、取らぬ狸のなんとかですね。

教育心理学はちょっとよいお点がいただけました。しかしこちらは再レポを書かなくては。

ウイルス自体は落ち着き始めてきたように見えますが、7月はどうなることやら…。次回は(今書いているレポートがちゃんと終われば)2科目受験です。

申し込んである春スクが当選してちゃんと履修が終えられれば…そして溜まっている再レポが書ければ、単位満了…のはず?