レポートの書き方 参考資料-1-

慶應の通信課程はとにかくレポートをたくさん書かなければいけないようで、別の大学で通信を受けていた私でもガクブルしています。レポートの課題も「~について述べよ」と一文だけだったりして、どうやって膨らませるかも学生次第ですよね。前の大学はもう少し親切に課題を設定してくれていた気がする…などと言っても始まりません。レポートの書き方をもう一度おさらいしなくちゃと思っています。有名どころ?から私が個人的に参考にしているものまで並べてみます。

レポート・論文の書き方入門/慶應義塾大学出版会
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塾生ならやはりまずこれですよね。オリエンテーションでも購入できると聞いたような気がするので未入手です。


新版 論文の教室―レポートから卒論まで (NHKブックス No.1194)/NHK出版
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戸田山先生の別の著書は、そのうち読もうと思って積んでありますが、こっちを先に読まなきゃかな。たった今Kindleで買ってiPadに入れておきました。Amazon studentだからかわかんないけどKindleだとけっこうお安くなっていましたよ。早速今晩読もう。

文系学生が良いレポート/論文を書くために重要なこと(1)/今日もてんてこ舞

博士課程で留学中の方が書かれたブログです。(2)はまだなの!?

"特に大事なのは4,「このレポート/論文では何を言おうとしているか」である。"
"論文でもレポートでも,序論に何よりも注力すべきである,というのが私の持論である。少なくとも研究者は,論文やレポートを書く時は,本論から書き始めて序論は最後に回すのが普通である。"
"「胡麻の油と百姓は絞れば絞るほど出る」という言葉があるが,一次史料も同じである。せっかく見つけてきた貴重な史料じゃないか。使えるだけ使え。引用して解説して批判して再考しろ。そもそも2000ワードなんてかったるいエッセイを書くのに,一次史料の引用はこれ以上ない字数稼ぎの口実になるではないか。それを有効活用しないなんて,本当に信じられない。"
"一次「資」料と二次文献があったとしたら,絶対に優先順位は一次資料におかれるべきなのだ。二次文献は援用するか,批判するためだけに使うもの。間違っても一次資料と二次文献を同列に扱ってはいけませんよ。"
"そして私が何より重視したい/したかったのは,一次史料を批判的に読めているかどうかという点である。歴史学には「史料批判」という言葉があるが,それは史料を鵜呑みにするのではなくて,そもそもの成り立ちや性質を批判的にとらえ,有用性に留保をつけるというような考えである。"

などなど、目から鱗の大事なエッセンスがてんこ盛りです。言われてみればその通りなのに、言われないとなかなか気づけない。良エントリ。

大学生・社会人のための言語技術トレーニング/大修館書店
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これはだいぶ前に買っておきながら内容が壮大なので放置してました。これから熟読せねば。レポート、論文だけでなくプレゼンにも使えるし、議事録の取り方にも触れられていてビジネスでも使えそうです。与えられた課題について1から考察して組み立てて書き始める力がつきそうなので、科目試験の時に発揮できるかな。

ブログからの引用部分以外の書籍では、パラグラフライティングについてかなり詳しく書かれているようなので、やはりレポートや論文にはそこが重要なのだなと感じています。
今後も新しいものを見つけたら順次追加していきますね。