サイエンス・カフェ

生きてますよ〜。

先週末は、日吉キャンパスで行われたサイエンス・カフェに参加しました。

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自然界には植物の蔓のように右回りだったり左回りだったり、条件や品種によってそのどちらもが発現したりする物質や現象があります。右と左の区別がつくものをキラルといいます。今回は、特に結晶についてその事象を研究されている大場先生によるとても楽しい会でした。分子にも左回りと右回りがあって、立体構造が解明されてから区別ができるようになったそうです。例えば、グルタミン酸ナトリウム(旨味成分ですね)は自然のものは右回りですが、人為的に作った左回りの同じ物質は味がないそうです。そんなお話を交え、最後は水晶が右回りなのか左回りなのかを専用の装置で実際に見たり、同じ物質でも右と左では香りが違うということを体感したりという時間も設けられているという充実した1時間半でした。

大場先生は化学の実験スクも担当されているので、帰り際に「私物理に出るのでお会いすることがあるかも」とご挨拶してきました。「スクーリングは寒いって学生さんたちが言うので体調管理に気をつけて」とアドバイスをいただきました。

小学生から定年後の暇そうなおじさまたち、中には本職の研究者まで多種多様な年齢層の参加者が集まって大盛況でした。サイエンスに興味のある方におすすめです。

キャンパス内にもちらほらポケモンいました。福澤先生像がポータル、じゃなくてポケストップになっていた…。今のところ本塾ではポケモン禁止にはなっていませんでしたが、節度を持って楽しく遊びたいですね。

ついでに実験スクが開催される第2校舎も見てきたし、収穫大な週末でした。

ところでドイツ語のレポは全部終わって今日提出してきました〜。

ずっと沈黙していたのは、亜脱臼した左手親指の付け根が痛くて、というのもあるのですが、物理のレポに苦しんでいるからです。第一回分、まだ書けていません…。

亜脱臼自体は治ったのかどうかわかりませんが(レントゲン撮らないとわからない…)注射が効いたようで痛みはなくなってきました。注射してよかった。

物理は10月に試験を受けられるかどうか微妙なので(仕事が休めない可能性大)のんびり書くつもりで、10月に受けたい2科目をがんばらねば。というわけでまたしばらく沈黙します。