新しい古い辞書

 

 

辞書を買い換えました。

以前使っていたものも、万年初学者の私には有り余るほどの語数が掲載されていて、その点では特に不満はなかったのですが…。例文も多かったし。ドイツ語第一部のレポ作成ではほんとーに頼りになりました。ありがとう昔使ってた辞書。

 

でも。でもでも。

発音がカタカナでしか書かれていなかったのです。

私は万年初学者ですが、細かいところにうるさいので、できれば国際音声記号が書かれたものが欲しかったのです。

ドイツ語って一見メジャーそうで実はマイナー言語なので(個人の印象です)、例えばあまり規模の大きくない書店に行っても辞書の在庫がなかったりします。アマゾンで買おうと思っても、画面上では中身までは見られないことが多いし、「発音記号掲載」となっていても一部の単語なのか全ての単語なのかまではわからないこともあります。

完全カタカナ表記のもの、ほとんどがカタカナだけど、一部に発音記号が書かれているもの、発音記号が網羅されているけど、基本的な単語にはカタカナも併記されているもの、とマイナー言語な割に変なところのバリエーションが多いので選択には苦慮します。

その上収録された単語数とか、例文がどのくらいあるかとか、新正書法に基づいているかとか、考え始めたらきりがありません。

今回私は国際音声記号の有無にだけ焦点を絞り、書店を見かけるたびにドイツ語の辞書を探しましたが、そもそも在庫がなかったり、あっても発音記号は書かれていなかったりで何度も空振りを繰り返しておりました。

 

前置きが長くなりましたが、全く別件で訪れた街で、全く別件で買い物に立ち寄ったデパートで、1フロアを占める大型書店を見つけてうわーい!と大喜びで辞書売り場に行ったらこれがありました〜。これなら満足です。ちなみにこの辞書は、基本IPA(国際音声記号)が書かれていて基本語にはカタカナが併記されているものです。

内容とは関係ないけどこの辞書の外箱、色彩的にはフラ語っぽいですよね…。

この辞書ですが、買って帰るのは重いし(他の買い物が多くてね…)、アマゾンのマーケットプレイスでほぼ新品のものが半額近くになっていたので、その日は買わず結局帰宅してからアマゾンでポチりました。本屋さんごめんなさい。