2017年度第Ⅳ回科目試験結果発表

いろんなことがありました。

とりあえず最近は、東京大学駒場キャンパスに行って、京大→東大で今博士課程後期に在籍しているすごい人のありがたいお話を聞いて、そのあと東大のえらい先生を交えてもんじゃ焼きを食べて、東大の親切な先輩(大学院生)から哲学とは、みたいなことを教えてもらったり。

東京大学本郷キャンパスに半日くらいいて、図書館に入れてもらって(読みたい文献を検索して、本郷の図書館に所蔵されていることがあらかじめわかっていれば、慶應の学生証で入れます。その際文献のタイトルを申し込み用紙に書くことになっています)書いてるレポートの資料を読んだあと、ちょっと物理学の講演を聞いてきたり。

京都大学にも行って、やっぱり図書館に入れてもらって(入り方は東大とほぼ同じですが、こちらは書名を申告しなくても入れました)少しお勉強して、とっても興味深いシンポジウムに参加してきたり。

毎週のように楽しいひとときを過ごしていたので、あんまり気にしていなかったんですが、成績も出ていました。2017年度第4回科目試験ですね…。

実はその前に、11月に提出した哲学のレポートがやっと返ってきたんですよ。

酷評つきで。

いや、確かに言われてみればツッコミどころ満載のザルレポートでしたよ?

でも、あんな風にダメ出しされたら、他学部の人たち、哲学嫌いになっちゃうよ。総合科目なのに。ただケチつけてるだけで、「もっとよくなってほしい」という気持ちが伝わってこないんだもん。

それでちょっと凹んでいたんですね。まあ一番凹んでたのは、2016年度課題で書いちゃったのに、最初の添削に2ヶ月半もかかって、今から書き直して再提出してまた2ヶ月かかったら課題が無効になってしまうじゃないか…ということでした。

私、課題が切れたら全面書き直しで、受かった試験も無効になると思っていたんです。

それで事務局に泣きついたら、電話に出た方がとってもとってもいい方で、こちらの言い分を黙って聞いてくださって、「課題の有効期限が迫っているのにわざわざ添削に時間をかける先生にお願いすること」については事務局内でも問題提起してくださると言われました。ありがとうございます。

そして私は塾生ガイドをちゃんと読んでいなくて、課題が切れたら試験も無効と思い込んでいたけど、実は半年以内に再提出し続けていれば、一度受けた試験の評価は有効なのだそうです。

しかしお電話の段階ではまだ試験の結果は出ていなくて、「こんな風にお話聞いてもらって、それで試験不合格だったら全く無意味になってしまう…」なんて思っていました。

前置きが長くなりました。それでは結果発表です!

こんな思いまでして、一度レポートを無効にしてまで受け直した総合科目の哲学、Bいただきました!

いつもは評価の内容までは書かないんですけど、前回よりよくなっていたので嬉しくて。今回は夏スクでも夜スクでもやったところだったので、これは絶対に落とすわけにはいかないと思って書きました。でも夜スクの試験みたいに、気負いすぎてぐだぐだになっているかも…という心配もしていました。

持ち込み可の試験では、参照する時間がなくなることが多いので、いつもテキストしか持ち込まないんですが、今回は念のため夏スクのハンドアウトと夜スクのノートも持って行きました。それもよかったのかも。

とにかく一安心です。レポートの書き直しもがんばるぞ。

なお、なんだかんだでほぼノー勉で臨んだ社会学史も合格でした。書きやすいところから出た感じ?でも問題文に該当する部分、試験当日に初めて読んだよ(笑)(笑い事じゃない)

「オズの果てへの旅—またはアメリカ最初の童話」

ものすごく直前ですみません。イベントのお知らせです。

明日2月16日、18:30〜

神保町のBook House Cafe にて巽先生のご講演が開催されます。

 現代アメリカ人の心の故郷となった〈オズの国〉。新たなフロンティアを希求した時代の開拓者精神転じては帝国主義指向と、映画版の結末で主人公ドロシーが口にするリフレイン「何といってもわが家がいちばん」“There’s no place like home!” が表象する家庭小説的理念は、どのように共存しえたのか。映画『スター・ウォーズ』のあのキャラクターたちも『オズ』の焼き直しだった!?巽孝之さんにお話しいただきます!お気軽にご参加ください。

面白そうですね〜。私は仕事の後で間に合えば行ってみようと思っています。アメ文の方はすでにご存知かもですが、他専攻の方でもご興味あれば、ぜひ!

2017夜スク成績

まずは英語リーディング。実はほとんど勉強せず臨んだので(先生ごめんなさい)相当自信がなくDもありえると思っていましたが、奇跡的に通っていました。「英文は読めるからなんとかなるんじゃね?」と甘く見ていたんですが、テキストをしっかり読み込まないとできない形式の試験だったので、当日問題用紙を見て不見識な自分に泣きそうになったのを思い出します。やっぱりちゃんと勉強しないとだめですね。今さらですが。

専門科目の哲学の方は、試験後のブログを読み返してもわかるように、完全に時間配分を誤ってしまいました。先生には試験時間ギリギリまで待っていただいて、書けるだけのことはなんとか書きましたが、結局最初にミスった時間を取り返すことはできず、撃沈でした。それでも単位はいただけたのでありがたいです。バカみたいに時間をかけて書いた大問も、たくさん書いたわりには要領を得ていないなーと思いながら、たくさん書き始めてしまったばっかりに途中で書き直すこともできず、試験という限られた時間の中で要旨をまとめることの難しさを痛感しました。

しかし毎度思うんですが、特に先生がお二人いらっしゃるような科目では、試験問題や課題も複数設定されていて、どっちの分野でどのくらいミスったのかあとで振り返りたいのに、そういう仕組みになっていないのがもどかしいですね。

最近、先生を交えて通学生さんたちと飲んだんですが、「通信はレポは返ってくるけど試験は返ってこないから論述問題では自分が何を間違えたのかよくわからない」と言ったら驚かれました。通学生の方はレポートが返却されることの方が珍しいそうです。

レポはがんばって書いても成績にならないし、なんだかもやもやしますよね。

いずれにしてもこれで総合科目は後2単位を残すのみとなりました。哲学取ればいいだけなんですけど、科目試験が通っていてもレポートを落としたら結局新しい課題で書き直し&試験も受けなおしになる(2016年度課題で書いたから)ので、早く添削終えていただきたいのですが!もう2ヶ月超えちゃったんですが!