2018年度第Ⅲ回科目試験2日目

おはようございます。

昨日は帰宅後寝落ちして明け方目を覚まし二度寝しました。

それだけ疲れていたんだな…。

昨日受けたのはB群でした。

過去問公開科目だったのである程度研究して勉強したのですが、やはり教科書一冊は範囲が広すぎます。

持ち込み不可科目は事前に問題を公開してもいいくらいだと思います。

などと弱音を吐きながら、対策範囲を前日になって減らしました。

この科目、教科書の時代区分は2つに大分されているので、後半の比較的新しい年代はバッサリ切り捨てました。

それも迷ったんですよね。範囲としては後半の方が少し狭いし、出てくる登場人物も少ない。前半はわけがわからない似たような名前の哲学者がわさわさ出てくる。

でも後半は宗教がからんできて複雑な構造になるし、前半の哲学者さんたちは後世になっても何かの文献に必ず何人か名前が出されるくらいポピュラーな人が多い。

よく知らない人たちのことを一から覚え直すよりは、多少聞き覚えのある人たちのことに絞って対策した方がいいのではないか…。

この判断が吉と出たか凶と出たかというと、微妙な結果になってしまいました。

問題は3題のお題から1題選択で解答になっています。

教科書に書かれている割合からすると古代2 : 1中世という感じになることが断然多いです。今回もそうだったんですが、中世はしっかり対策していれば割と答えやすい問題でした。

古代の方は、2題のうち1題は「は?なにそれ?」的な問題でした。過去問でも見たことがない内容です。教科書にそんなのあったっけ?レベルです。(これで私の勉強の浅さがうかがえますね)

もう1題の方は多少なりとも対策してあった部分だったので消去法でそちらを選びましたが…。

このお題、少なくとも一人の哲学者が登場するのですが、その人の名前が出てこない!

教科書を読む限り、フル出場させると3人の名前を書くことができますが、残り二人の名前しか思い出せない…。

一番大事と思われるメインの人名が出てこないのって相当焦ります。覚えている限りの哲学者の名前を解答用紙の余白にリストアップしてその勢いで思い出そうとしたり、カタカナを50音順に並べてどの字から始まってたかを思い出そうとしたり いろいろ試しているうちに時間が過ぎていってしまうので、とにかく覚えている人名だけ使って書き始めることにしました。でも動揺のあまり、学説の内容すら曖昧になってくる始末。このままぐだぐだな内容で終わってしまうのか…と諦めかけたその時。

なにかが天から降ってきました。なんとなくこれで合ってる気がする。もうダメでもいいから書いとこう。そんな気持ちで、最後の最後におまけみたいな感じで思い出した人名を一行だけ書き加えました。

本当はその人の話をもう少しボリューム多目にして書き直した方がよかったのかもしれませんが、それだと書き終わった解答の後半部分全て書き直しになっちゃいます。そんな時間と気力はありません。そもそもその時点ではその人名が合ってるかどうかも自信がありません。とりあえず今の実力で書けることは書いたので、退出しました。

終わってからはお友達とランチです。日曜日はランチの場所にも困る三田ですがちょっと足を伸ばして麻布十番とか白金高輪まで行くといいお店があったりします。昨日も白金高輪の定食屋さんに行きました。ここは焼き魚がおいしーのです。

試験のことは半分忘れて、次のレポートのことや卒論のテーマ決めのことなんかをおしゃべりしてたんですが、いつもは間違いをその日のうちに認めてしまうのが怖くて絶対見直さないのに、今回はお友達がいてくれることに少し安心して、テキストを見直ししてみました。

そうしたら、ギリギリで思い出した人名、ちゃんと合っていました!

肝心の内容が、動揺したからというだけではないと思うんですが、やはりあまりにもぐだぐだだったのでもしかしたらDかもしれないんですが、大筋は間違ってはいなかったと思うので中間点がつけばあるいは…という感じです。

お友達はなんだかんだ言って毎回きっちりツボを押さえた勉強をして、ちゃんと単位を積み重ねている人なのですが、今回勉強法を少し教えてもらえたので、それも収穫でした。

というわけでこの日は、試験のプレッシャー以上に自分の記憶力に振り回されてどっと疲れた一日でした。このあと私はとあるシンポジウムに向かったわけなのですが、その時のことはまた後日書きますね。

みなさま、おつかれさまでした!