ハーバード大初、ラップの卒論
こんな記事を見つけました。
ハーバード大では、これまでも脚本や詩、小説などを卒論として受理し、学位を与えてきたようなのですが、今年初めてラップのミックステープが卒論として提出され、それが認められたそうです。
ハーバード大公式サイトのニュースも載せておきます。
こちらの記事のタイトルにもあるように、この卒論を書いた?人は中世英文学が大好きで、ラップでありながら『カンタベリー物語』からの引用を含めた作品になっています。チョーサーをからめつつアメリカの社会や人種政策に対する批判的な内容になっていることが高く評価された…んだけど何よりラップとしてよくできてる、という指導教官のコメントがありました。
リンク先の記事からも飛べるんですが、Shawさんの作品はこちらで聴けます。無料です。
チョーサーと人種差別批判なんてどうやってリンクさせるんだろう。今朝からずっと聴いてるんですが、ラップは語数が多くて集中して聴かないとどこがチョーサーなのやらわからない〜。いや、ちゃんと聴いてもチョーサーわかりませんが!
ラップを高尚な芸術表現とみなす人は多くないけど、中世の詩とラップはよく似ているとShawさんは言っています。
“Some people don’t consider rap a high art form,” said Shaw on a recent afternoon at a coffee shop near campus. “But poetry and rap are very similar. Rhyming poems were very common in old English poetry.”
いろんな卒論がありますが、私の卒論はどうなるんだろう〜。いや、まず再レポですね。明日は仕事の後少し時間が取れるので、がんばります。今週中に書き上げるぞ〜。