2017年度夜間スクーリング月曜日5回目

台風一過でなぜか木枯らしが吹く中三田へ。

夜スクも、始まる時間から既に暗くなってきました…。

使っている教室も、心なしか暗く感じます。

みんな黙々と講義を聴いて、黙々とまとめを書いて去っていく。いい意味で静かな時間です。

今日はマルブランシュとアルノー。マルブランシュは夏スクでもちょこっと名前が出てきましたが、ちゃんとやるのは初めてです。この2人はどっちもフランス人で、なおかつガッチガチのカトリックでした。それでなくてもこの時期は科学だろうが哲学だろうが神の存在なしには語れないので、観念論ももちろん神ありきでした。ただマルブランシュとアルノーは、神に対する認識に差があって、そのために何年にもわたって論争を続けていました。

どっちかっていうとアルノーが粘着してたっぽいですが、マルブランシュが後世に名を残すほどの哲学者になったのはアルノーに反論し続けたからかもしれないので、いいコンビです。

前回のライプニッツも面白くて、メディアセンターでライプニッツ本(論集ではなく、生涯や言説をまとめた入門書)を借りて今読んでいますが、マルブランシュも面白いことを言っているのでライプニッツの後に読んでみようかな〜。

この先生の講義は奥が深いというか、派生していろいろな方面に興味が持てるので、授業中はただ聞いているだけでまとめも一人でこつこつ書くだけなのですが、勉強になるんですよねえ。

最近では哲学の勉強法も相談させていただいたりしています。とても親身になって話を聞いてくださるので嬉しい。この科目とってよかったなあ。観念論はあと1回で終わってしまうので少しさみしいですね。

まとめの方は2回連続、よくまとまっていますという評価でダメ出しなしでした。こっちも少し慣れてきたかな?今日の講義は割と聞きながら頭の中でどんどんまとまって書きやすそうだったから最初はよかったんだけど、かえってまとまっちゃいすぎて、大事なことを書きそびれていたかもしれない…。

それにしても!このまとめ作業の練習ってほんとレポートや科目試験に役立つと思います。これが実地でできる科目は貴重ですよ〜。