学習院大学理論物理学講演会

…に、行ってきました。

お題は

ベレジンスキー・コステリッツ・サウレス転移とハルデン現象:2016年ノーベル物理学賞の奇妙な背景

です。物性物理学がテーマですが、量子力学も出てきました。物性物理学って何?私もよくわかりませんが物の性質に関する研究のような気がします。

物理学のお話というより、2016年ノーベル物理学賞を受賞したハルデン博士(Wikiではホールデンさんとなっていますが今日の講演者もハルデンさんと呼んでいらしたのでハルデンさんなのでしょう…)が書いた、一度は「あなたの論文は物理学の法則と照らし合わせておかしい」と突き返された論文の構想が回り回ってノーベル物理学賞を受賞するまでの紆余曲折を楽しく解説してくださる会でした。

と言っても聴衆のほとんどは学習院または他大の理工学部生とか院生とかなんなら教員とかですから、講演の60パーセントくらいは物性物理と量子力学のお話で、しかもあまり素人が来ることは想定されていないので、理論部分はものすごいスピードで駆け抜けていきました。

それでも入学して1年ちょっと、途中ブランクもあったけど物理の勉強をがんばってきたおかげで、1パーセントくらいはついていけたかも!

しかも、聞いていてわからなくても全然苦にならないので、私はやはり物理学が好きなんでしょう…。恐ろしいことです。

量子力学のところはあまりちゃんと勉強していないので、今後の再試のこともあるし、再レポや新規レポが落ち着いたらまた物理の勉強を始めなきゃって思いました。

 

それにしても学習院は、まず、地面が平らなのが素晴らしい…(三田も日吉も傾斜がありますからね…)駅から近い…あと建物がかっこいい…さすがでした。

というわけでせっかくのお休みでしたが何も進まず。寝る前に読みかけの科学哲学の本を読もうっと。あとはハーゲンダッツだなっ。