ITCアカウント

最近ブロガーさんの間でひっそり話題になっているITCアカウントについて、ここでもひっそりまとめてみます。

まずは基本事項から。

ITCとはInformation Technology Centerの略称です。

三田、日吉、SFC信濃町、理工学(矢上)、芝共立の各キャンパスに置かれています。

www.itc.keio.ac.jp

通信生は、ITCでアカウントを作成すると、三田キャンパス及び日吉キャンパスに限り、学内設置のパソコン、プリンタ、ネットワークを利用できるようになります。

アカウントの作成

三田キャンパス : 大学院校舎地下一階(8番の建物)
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日吉キャンパス : 第7校舎地下一階


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でできます。申請には通年(¥5,000)・前期後期(各¥2,500)・夏期スクーリング(¥500)・夜間スクーリング(¥1,000)それぞれの期間に応じた利用代金の証紙が必要です。三田キャンパスでは申請窓口の近くに券売機が設置されていますが、日吉キャンパスでは第4校舎独立館1階学生部内の証紙券売機で購入してからの申請になりますのでご注意ください。なお、夏スク期間中は第7校舎地下にも券売機が設置されます。時間との戦いにはなりますが、実験スクは始業時間が夏スクと比べて少し遅いので、午前授業の開始前に第7校舎に駆け込んで申請をしてから授業に出ることも可能です。ていうか私はそれをやりましたが、暑くて泣きそうになりました。(実験スクは第2校舎で受けるので、第7校舎のすぐ隣にあるように見えますが、ぐるっと回り込まないと建物に入れないのです…)

アカウントを持っていると、メディアセンター(図書館)内でKOSMOSを使って電子ブック・電子ジャーナルの検索・閲覧ができます。雑誌論文・新聞記事・統計データ等のデータベースも学内からのみ利用が可能です。(これはITCなしでも、学生証を持っていて図書館に入れればできるような?)

CiNiiサイトライセンス個人IDは、2017年3月をもってサービス終了しています。

CiNii - お知らせ - 機関定額制の終了及び機関認証の利用手続きのご案内[2017年4月5日(水)更新] - サポート - 学術コンテンツサービス - 国立情報学研究所

J-STAGE移行後はどういう扱いになるのかまだわからないので、様子見でしょうか。

 

ネットワークは有線及び無線LANが利用可能です。

私は格安SIMを使っているので、日吉キャンパスの奥の方や半地下になっている食堂などでは携帯の電波が全く受信できないことがあって、夏スクⅠ期でとても苦労しました。同じスクを受けている人と一緒にランチしようと思ってもLINEが繋がらなくて。

Ⅱ期からはスク限定アカウントを取ったおかげで、通信環境が格段によくなりました。入学直後は、スクーリングと科目試験の時くらいしか大学には行かないし、通年アカウントは取らなくていいかなーと思っていましたが、各種シンポジウムなどでたまに行くこともあるし、図書館も利用するようになってきたので、今年度からは通年アカウントを取ることにしています。図書館で調べ物をする時に、わざわざ席を立って設置のパソコンまで移動せず、パケット代も使わずに自席でスマホタブレットを使ってさくっと検索ができるので便利ですよ。

スクーリングの時に取った期間限定アカウントであっても、その後通年アカウントに移行する際にはIDを引き継ぐことが可能です(たぶん次年度のスクで再申請する時も同じIDで作ってくれると思う)。継続申請する予定のある人はID、パスワードを失くさないようにしましょう〜。

私の場合は主にネットワーク利用が目的ですが、ITCアカウントを持っていると、eduroam JP (大学等教育研究機関の間でキャンパス無線LANの相互利用を実現する、 国立情報学研究所(NII)のサービス)を利用することができ、他の大学で開催されるシンポジウムに出席する時にパケ代節約になります。

こんな感じかな。