2016年度英語科目まとめ

こんなことやってる場合ではありませんが、ひとまず卒業要件の一つである、必修外国語テキスト科目6単位が充足できたので、英語4科目の所感をまとめてみます。スクーリングは今年度は受けられなかったので、また来年度に。科目名の下に私にとっての難易度を難しい方から松竹梅の3段階で評価し、コメントを書いておきます。

英語I (英語を究めたい、人に教えたい人向け)

レポート第1回 竹 (合格)

レポート第2回 松 (合格)

第1回は難易度竹にしましたが、穴埋め問題を間違えて「読解力不足」のチェックを入れられてしまいました。第2回はかなり苦しみましたが、苦しんだ甲斐があったのか、なんとか全問正解で終えました。(というかまさか全問正解とは思わなかったです。それくらい大変でした。)

問題文がエッセーや物語ではなく、英文学に関する専門的な内容だったので、読みこなすことに苦労しました。でも諦めずに読むと文学の解釈に関する知識が身につくので文3の人は頑張りましょう!

添削者にもよるかと思いますが、間違った箇所に正解を書いてくださるので親切です。

科目試験 松 (不合格)

科目試験は2回受けて2回とも撃沈です。例えば、教職をとって中高で英語を教えよう、と思っている人にはすごくいい問題だと思います。私のようなふんわりした人間には相当の難関でした。でも悔しいからこれからも群が空いたらチャレンジしたい(笑)

 

英語Ⅱ(英語苦手、大学のテキストを読みこなす力をつけたい人向け)

レポート第1回 松 (合格)

レポート第2回 梅 (合格)

問題数多いです。自分でも不得意分野と自覚している文法項目から多く出題されているので、第1回はやりたくなくて嫌で嫌でずっと後回しにしていました。やってみたらやっぱりかなり間違えていましたがなぜか合格。第2回は第1回のめどがたってからとか思ってましたが、隙間時間にやったらできちゃったので却って困りました。その割にちょこちょこ間違えてましたが…テキスト通りに書いたのに×になってたの、なんで??

このレポは正解が書かれないので後で自分で調べなければいけませんが、まだやってません。第2回は「とてもよくできています。この調子でがんばってください」と励ましのメッセージを書いていただいて嬉しかったです。

科目試験 梅 (合格)

群の関係で年度の終わりまで受験できず。問題数も妥当で内容もテキストに沿っていて(でも丸暗記まではしなくてもちゃんと解ける)負担は少なかったです。でも調子に乗って適当なことを書くとケアレスミスが生じて焦ります。高校英語がちゃんとできてれば!というコンセプトかな、と思うので、英語の苦手な人はそこに戻ってみてもいいかもしれません。

 

英語Ⅲ (強いていうなら英文学入門)

レポート第1回 梅(合格)

レポート第2回 梅(合格)

設問数も少ないし、和訳メインだけど厳密な文法事項は問われないので、日頃翻訳小説を読み慣れている人にはとっつきやすい科目です。私も配本されて一番に取り組みました。でも第1回の1問目は未だにわかりません。一所懸命調べましたが間違っていました。誰かこっそり正解を教えてください。この1問目のためだけに英語の正書法の本を買いました。それはきっとACADEMIC WRITINGで役に立つはず。

間違いの訂正も全体の講評もなくて、ちょっとがっかりでした。

科目試験 梅(合格)

レポートと同じような形式で、いい意味でも悪い意味でも裏切られずにあっさり終わりました。全体の印象としては、英語を究めたい人にとっても、苦手科目として克服したい人にとってもちょっと中途半端で、まあまあできる人にとっての救済科目という感じ。

 

英語Ⅶ (社会科学系テキストを読んでみよう)

レポート第1回 竹(合格)

レポート第2回 竹(不合格→合格)

テキストの内容が私の興味範囲にどストライクだったので楽しく読みました。これといった事件が起きるわけでもなく淡々と書かれているので人によっては退屈な内容かも。社会科学系の原典にこれから当たるかもしれない人たちへのトレーニングの意味もあるのかなと思いました。

このテキストは英語ネイティヴの人が書いたものではないことにも注意が必要かもしれません。独特の言い回しがあります。でもこの科目で問われているのは英語としてどうとかじゃなくて、全体の流れとか意味なのでしょう。レポートの設問もそういう感じです。不合格になったのは、1問だけ、問題の意味をちゃんと読みとれていなくて、一番肝心な部分を答えられていなかったからで、その部分のみ再提出になりました。このレポも合格しちゃうとノーコメントですが、不合格の時は「ここに注意して書き直して」としっかり指導していただけるのでそこはよかったです。

科目試験 竹(合格)

こちらもテキストの内容から大きく逸脱することなく、レポートが書けていれば大丈夫でした。

 

語学は好きですが、特にできがいいわけでもないし、それで得したことはないので万能感もないんですよね。英語はいつまでたってもできるようにならないし、ドイツ語なんて中学生の頃からやってるのにノー勉で行こうなんて思いもしません。でも、学校で評価をつけられることと、語学が好きでいろんな言葉を学びたいと思うことは別なので、評価がBでもCでも、好きなら続けていけるし、きっとこれからもそうするんだろうなぁと思います。

慶應通信の英語は総合科目だし広く浅くでまとまりがないかもしれませんが、大学生として最低限必要なことを求められていて、それ以上のものは自分で習得してね、ということなんでしょうね。

来年度は英語学系の配本もあるので、楽しみです。