通信生の貸出制限緩和について

maxさんのブログを読んで、以前自分でも少し考えていたことを思い出しました。まとまってない断片的な思いつきなのですが、備忘録的に残しておきます。


私も去年、夏スクや週末スクで大学に通っていた時、貸し出してくれたらどれだけ助かるか…と思っていました。
基本たまにしか学校に来ない通信生に貴重な文献を貸し出して返却されなかったら大変だからかも、というのは一応考えたんですが、通学生でもあんまり登校しない人いそうだし、そういう人が借りっぱなしの本はどうしてるのかな?そのノウハウがあればなんとかなるのでは?とも思ったのですが…。
それを考えたのが夏スクだったこともあって、地方在住の学友に対してそれが首都圏在住の私のアドバンテージになってしまうことの方が気になりました。
私は幸運なことにどのキャンパスへも公共交通機関を使って概ね2時間以内で行けます。月数百円から数千円のコストでメディアセンターからの貸出まで可能になったら、地方在住の塾生とは知的資源の格差が生まれてしまいます。それはもう仕方がないしみんな納得して入学しているんだと思いますが、地方によっては図書館まで公共交通機関では行かれないところもあります。私が以前住んでいた地方都市も、政令指定都市でしたが、論文の参考文献に使えるような蔵書のある図書館は県内に数ヶ所しかなかったと思います。
ましてや海外在住者は、日本語の文献を入手すること自体がかなり難しいことも容易に想像ができます。
そういう人たちを差し置いて、文句言ってる場合じゃないな、と気づいて、考え直したのでした。

しかし、地方や海外在住者の利便性を考えたら、電子ジャーナルを自宅で閲覧できるようにしてほしいし、せめてKOSMOSにアクセスしてMy Libraryが使えるようにしてほしいですね。今まで読んだ本の履歴が残せるので。
海外の大学と提携してそこの図書館が利用できるようにしてくれるとか…。
大学ドメインのメールアドレスを持っていないと受けられない学生向けサービスもあるので、追加料金がとられてもいいから大学のアドレスもほしいなー。