2016年度週末スクーリング2日目

昨日はスクから帰って少しだけ仮眠してすぐ仕事。

ブログを書く余裕もありませんでした。

土日、仕事もしながらスクはちょっと大変です。でも、土日お休みの人は休日が半分つぶれてしまうし、遠方から参加の人は移動も含めたらお休みなしですもんね。贅沢は言ってられない。でも夜勤明け、やっぱ眠いです。

 

社会学とは、みたいなものの続きを少し。

社会学の弱み?は定番の教科書が未だにないこと。(でも心理学も特にないと思うよ?フロイトとかユングは分野の中でも偏ってるし…)

社会学は私たちが社会生活を送る中で経験することすべて、なので誰でも社会学についてすでに何らかのことを知っている。

社会学者の数だけ社会学はある。

 

2日目は最初からグループに分かれて前回の続きからでした。教室は2部屋確保してあるので、集まる機会が特にないと会えずに終わるクラスメイトもいます。

ほんと言うとね。受講者さんたちを見ていると、生来のエンターテイナーみたいな人もちらほらいたんですよ。すごい美声の人とか、すごく綺麗な人とか、演劇経験のある人とか、舞台経験のある人とか。

ちょっとずるいんだけど、そういう人と同じグループになれたらラッキーだなーと期待している部分もありました。おんぶに抱っこ、できちゃうじゃないですか。でも私が振り分けられたのは、ごくごく普通のメンバーで構成された普通のチームでした。

と、思っていました。今は違います。

授業の課題とはいえ腹を割って自分の経験や意見を忌憚なく述べること、それが許容されている環境がどれだけ議論を活発にするか、というのを目の当たりにした気分です。

チームの一人がこんなことを言っていました。

 

"この科目は通信のスクーリングだから成立しますよね。毎日普通に顔を合わせる通学課程ではここまで自分の人生をさらけ出せないでしょう。

それまで接点のない他人にだからこそ言えることがあるんですよね。"

 

私は自分に居心地のいい無難な人間関係をなるべく選択してきました。特に社会人になってからは、職場の人間関係には逃げ場がないので、プライベートではできるだけストレスを感じない、自分と考え方の似た人の近くにいるようになっていたなぁと思ったりします。今回最初に座った席順で機械的に決められたメンバーと共同作業をすることがとても気詰まりでした。

この6日間で、そういう狭い了見を少しだけ払拭できる気がしてきました。

 

チームでの話し合いは、脱線したり膨らみすぎたりで、軌道修正しながら進んだんですが、社会学の授業だと特に常に意識しているわけでもないのに、自然とジェンダー論になったり、人間の生き方論みたいになったりするのが興味深かったです。