2016年度週末スクーリング1日目

7、8、9月と連続で三田に通っているので、通学に慣れてきました。

怒涛の8月と比べたらだいぶ涼しくなりましたね。

昨日遅くまで「自分史」を書いていたので今朝は寝坊しちゃって、起きてからも何度か読み返したりしたのでギリギリに教室に着きました。先生はもう教壇に立たれていて焦った…。

 

今日の授業は、そもそも週末スクーリングとは、というお話から始まりました。

もとはといえば、この科目を担当されている先生が通信教育部で副部長をされていた時に、働きながら勉強している学生は夏スクで6日間連続の休みを取るのも大変だし、週末だけなら交通費は余分にかかるけど宿泊費は夏スクの半分で済むからいいんじゃないかと思って提案されたそうです。年々科目が増えているし、需要があって通信課程に定着したのなら嬉しい、とおっしゃっていました。

ご自分で提案されたのに、この科目が週末スクに組み込まれたのは今年度からだったそうです。

夏スクだけの時は、今よりも定員に厳しくなくて、毎回100名超が参加する大きな授業だったんですね。

学習効果を上げるために人数を絞りたいと大学に申し出て今の人数(定員50名)になったということなんですが、実はこの科目は教職課程の必修になっていて、事務局からは人数を減らすことに対して抵抗があったとかなかったとか。

というわけで、この度この科目を履修した学生は38名で、今日の出席者が36名でした。

講義の説明の後に全員の自己紹介がありましたが、「教職の必修だったので取りました」という人もちらほらいました。

しかしこの科目は、ただ座って講義を聞くだけのものではないんですよね。

慶友会で先輩から話を聞いた人、ブログで先輩の体験談を読んだ人は、事前にわかっていたのでそれなりに緊張感を持って参加しているようです。「科目の趣旨がわかっていたばかりに、受けよう受けようと思いながら勇気が出ずに何回か見送り、やっと今回意を決して申し込んだ」という人が複数名いました。

一方、予備知識なしでここへ来てしまった人たちは講義説明を聞いて「一体何が起きるのか」とびくびくしている様子…。

 

私はというと、予習のために先生の著書を読んだ時から、少しずつ社会学に対する偏見が覆されていて、今日の授業で半分くらいひっくり返されたという感じです。

社会学に苦手意識がある人(でも社会学を避けて通れない人とか、何だか気になってしまう人)は受けてみたらいい、かもしれません。

前置きがやたら長くなりましたが、今日の総括。

人にはものすごいドラマがある。年齢や性別は関係ない。

自分のことを人に話すのが大の苦手な私が、明日のために名刺を作っちゃおうと決心してしまった。

講義の後半ほとんどグループワークで、好き勝手にトークしていただけなのにものすごく疲れた。

明日どうなるんだろう〜。楽しみなような怖いような。でも、通信教育課程のスクーリングでこんな参加型の講義に出られるのは稀有な経験ですよね。

実験スクに続いて、慶應入ってよかったわぁ、と今は思っています。今はね!