カントを召喚する理由

歴史哲学の今年度のレポート課題は、実は科目試験の過去問の拡大再生産版です。

つまり、骨子だけなら1時間以内に、あの解答用紙の範囲内で書ける内容、というか、書けなければならない内容ということです。
それに気づいた時、あら、意外と取り組める課題なのかも、と一瞬気楽に構えそうになりました。
いや待てよ。でもレポートとなると4000字は書かないといけない。あの解答用紙に1時間以内で何文字書けるかわからないけど(英語の試験しか受けたことがないからね)10倍くらいの分量は見込まなければならないのでは?(後で確認したら、20行以内という指示がありました)
テキスト丸写しは論外だし、そもそもテキストで該当箇所に触れられている部分は2ページほど。課題図書を最大限引用しても、それだけでは内容が薄すぎる…。
というわけで、ヘーゲルも影響を受けたというカントをちょこっと読んでみようと思いました。
通信は時間に追われる日々でもありますが、哲学を少しでも勉強するのにカントも知らないでは話にならない(と、個人的には思う)ので、こういう機会に教養を深める努力は自分でしなきゃなあ、なんて思ったりして。
早速地元の図書館で手配しました。まだ手元にはないけど、難しそう…。